人気グルメ漫画美味しんぼの中で化学調味料が極度にネガキャンされているとの噂を耳にしました。また、美味しんぼの中には嘘の情報が掲載されたことがあるという驚愕の情報も!これらが本当なのか、美味しんぼの気になる噂について調べてまとめてみました。
「美味しんぼ」は化学調味料を極度にネガキャンしてる?
美味しんぼとは言わずと知れた、1983年から現在まで続いている「食」をテーマとした漫画です。グルメ漫画ブームのきっかけとなった作品で、発売された漫画は100巻を超す異例の長期連載作品となっています。
それだけに影響力も大変大きい作品となりますが、その中で極度に化学調味料をネガキャンしていると話題になっています。その真相を調べるべく漫画を開いてみると「日本の食物はほとんどが化学調味料まみれ」「日本人は化学調味料中毒になっていて、舌がしびれるくらいに入っていると、かえって喜んだりするから情けない」など、確かに過激な言葉が並んでいます。
食について様々なことを教えてくれる漫画だけに、そう描かれていると化学調味料はとんでもなく恐ろしいものだ!と不安になってきてしまいます。
美味しんぼの中にも嘘の情報がある!
グルメ漫画の頂点にいるといえる美味しんぼですが、実は嘘の情報が描かれていて、度々トラブルになっているのです。例えば「食品添加物だけをブレンドしてインスタントラーメンの豚骨スープができる」などの発言を記載した為に、社団法人日本即席食品工業協会からの抗議を受けたこともあります。
他にも驚きなのですが、美味しんぼの中で赤ちゃんの離乳食にハチミツと半熟卵を勧める話が掲載されたのです。卵はアレルゲンになる可能性があり、通常赤ちゃんには慎重に与えていかなければなりません。ハチミツについては言わずもがなで、ボツリヌス菌で死亡例が起きてしまったくらい、1歳未満の子どもには禁忌の食材となっています。
これに対しては、作者は自分の体験を元に漫画を描いており、自分が子育てした時はハチミツがダメだとは聞いたこともなく普通にあげていたけど、問題なかったと話しています。ですが影響力のある漫画でその理屈は当然通用せず、美味しんぼが掲載されているスピリッツの誌上で謝罪と訂正を行い、コミックスには収録を見送ることになりました。
化学調味料を摂取するときに気を付けたいこと
美味しんぼの中で「悪」とされている化学調味料ですが、そもそも本当に身体にとってよくないものなのかを改めて調べてみました。
化学調味料が悪いとされる箇所は、人工的に作られているところにあります。ですが、厳しい検査を行った上で過剰に摂取しない限りは身体に悪影響ではないとされています。これは、化学調味料に限ったことではなく、どのサプリや食品でも過剰摂取は問題となるので気を付けなければなりません。
美味しんぼの作品で描かれているように、化学調味料は避けることが難しく日常摂取する食品に含まれていることが多いので、気をつけたい場合は多量に化学調味料が含まれることの多い、中華料理を避けるなど意識していく必要があります。
まとめ
長期連載している誰もが知る美味しんぼで描かれることは影響力が大きいです。その中で化学調味料が「悪」と捉えられる描き方がされていると、そうなのだと思い込んでしまいますが、必ずしも化学調味料が悪いのではなくて過剰摂取がいけないのだということが分かりました。
また、連載の中では嘘の情報が含まれていたこともあるので、全てを鵜呑みにせず、自分の目で真実を見極めていく必要があります。