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放課後等デイサービスではプログラミングやWebなどのITに特化した療育プログラムを組んでいる施設が出てきています。
それは小学校の必修科目にプログラミングと言う分野が加わったことも一つの要因としてあるかと思います。
これまではプログラミングと聞くと特殊のスキルだと思われていたものが、これからの時代には「必要なスキル」として位置づけられているということになります。
それは現時点で発達障害や知的障害を持っている子供でも同じことが言えると思います。
またプログラミングは発達障害を持った児童が学ぶには適している分野であるとされています。
こちらの記事では放課後等デイサービスにおけるプログラミングの指導や学習について解説を行っていきます
放課後等デイサービスでのプログラミングの指導
2017年に発表された新学習指導要綱にはプログラミング教育の必修化が定められています。
現時点でプログラミングやITスキルの重要性は、社会人だけでなく現在の小中高生にも求められています。
その流れに沿うような形で、放課後等デイサービスでもプログラミングの指導を行う施設が増えているのです。
深い領域まで学べる施設もあれば、プログラミングの基礎や仕組みを学ぶに止まる施設もあります。
その学習範囲や指導の方法に関しては施設によって異なります。
発達障害を持った人はプログラミングに向いているのか
発達障害を持った人はプログラミングに向いていると言われることが多いです。
それは発達障害を持った人の特性からきているものです。
発達障害を持つ人は例外や曖昧な事を受け入れることであったり、強制されたりすることを嫌がると言われます。
それに対してプログラミングは、決められたルールに沿ってプログラミング言語を記述していくことになります。
つまり例外が出た時点でプログラミングは破綻するのです。
その例外を嫌う発達障害を持った児童は、どうすればその矛盾を解決できるのかを自分で探求し始めます。
こういったことから発達障害を持った人はプログラミングが向いていると言われるようになりました。
事実、世界の最先端を行くアメリカでは多くの発達障害を持ったプログラマーが第一線で活躍しています。
プログラミングを初めとしたITの知識の重要性
プログラミングだけではなくITの知識を持つということは、今後の社会を生き抜くためには非常に重要なことだと考えられます。
一般企業でパソコンを使わないところは少ないと思いますし、どういった業務にも作業の効率化やペーパーレスなどの文化もどんどん浸透しはじめています。
その中でパソコンを使うということは特別なスキルではなく、もはや必要なスキルになっているということになります。
プログラミングだけではなくWEBのスキルであったり、基礎的な文字入力のスキルなどの習得は将来的な就労を見据えた場合でも重要であると考えられています。
プログラミングに特化した療育の注意点
保護者の視点から見ても、子どもにプログラミングを学習させることができるのであれば、とても利便性が高く子供のためになる放課後等デイサービスの活動内容であり療育方針であると思います。
ただし、一番重要なのは、そのプログラミングを学ぶということを子供が受け入れているかどうかという点です。
そもそも子供がパソコンを触るのを嫌がったり、画面を見て操作することを嫌がるようであれば、無理にプログラミングに特化した療育に力を入れずとも良いのかもしれません。
まとめ
プログラミングのスキルを習得することの重要性は今後も高まっていくと思います。
その上で放課後等デイサービスでのサービス内容も、プログラミングを教える施設が増えているということです。
一度興味があればそういったプログラミングやITに特化した教育プログラムを取り入れている施設に問い合わせてみるのもいいかもしれません。